初心者の為のクラブ入門
初めてクラブに行くときに知っておきたいこと
クラブといってもクラブ・バーではなく、ダンスを楽しみながらお酒が飲める場所の方です。
2014年に風俗営業法を改正してダンス営業を規制する法案が閣議決定されたことは記憶に新しいところですが、その時には有名ミュージシャンなどダンスカルチャーを作ってきた第一線の人たちから猛反発がありました。
どうして今頃になってクラブが規制されるようになったんだろうか?と不思議に思うところですが、夜中から朝型にかけてまで大音量の音楽を薄暗い空間で流すというクラブは近隣の施設とたびたびトラブルを起こしてきたという流れがあるようです。
しかしそうした夜の遊び場であるダンスクラブはこれからも音楽シーンやファッションなどの若者文化の最先端をリードしていく存在となることは変わりませんから、ぜひとも都内に住む人には一度は足を踏み入れてもらいたい場所です。
これまでダンスクラブに一度も行ったことがない人にとってはちょっと敷居が高い場所のように思えますが、一度行ってみるだけでもかなり雰囲気はつかめるので最初の一歩を思い切って踏み出してみてください。
クラブ初心者にありがちな質問
クラブ初心者が最初に気になることとして「いくらくらいかかるか」「どんな服装をしていけばいいか」「中でどうやって過ごせばいいか」といったことがあります。
まず予算についてですが、これはそのクラブの大きさや格にもよってかなり差があるものの、都内にある一般的な施設ならだいたい3000円前後が入場料となります。
ただしクラブでは特定の曜日や時間帯に定期イベントをうっていることも多いので、そうしたときには入場料が安くなったりドリンクチケットが複数ついてきたりといったお得なサービスがあります。
男性の場合はほぼ100%入場料ばとられますが、女性の場合にはそうしたイベント時などには入場無料になったり、有料でも男性より数割~半額くらいに設定されているのがほとんどです。
次に服装についてですが、これはクラブの雰囲気によります。
男性の場合はスーツでもカジュアルでもよいというふうに比較的幅が広いのですが、女性の場合にはクラブ系のやや露出の高い服装が好まれる傾向にあります。
普段着でももちろん問題ないのですが、老舗のクラブハウスなどではドレスコードが決まっていることもあるのでちょっと確認をしておいた方がいいかもしれません。
せっかくですから思い切りおしゃれをして出かけるようにしたいですね。
最後に中での過ごし方ですが、ダンスをするときには手荷物などは施設内などのロッカーに預けて身軽に楽しむのが通常です。
クラブでは中央に広いダンスフロアがあり、そこにDJブースと飲み物を出すバーカウンター、それに座って休憩できるテーブルや椅子などが設置されています。
軽く飲んでから音楽に合わせて踊って過ごしていれば、自然と周囲に溶け込むことができますよ。
デビューするなら知り合いと一緒がいいかも
初めてクラブデビューするなら、一緒に行く人を探してみてください。
既に知り合いでクラブによく行く人がいるようなら同行すればいいですが、周りにクラブが好きそうな人がいないというときいにはSNSなどで誰か誘って声をかけるか、もしくは特定のイベントの日をねらっていくのがおすすめです。
クラブによっては初心者限定の日やお一人様優先の日などを作って初心者に入りやすくしてくれることもよくあるので、そうしたところでまずは知り合いを作っておくと次回から来やすくなります。
終末になると複数のクラブでイベントがあるので、朝までいくつかの場所をめぐってお気に入りのところを見つけるというのもよい方法です。