進化系ギャル「ネオギャル」に迫る
新しいギャルファッション「ネオギャル」とは
ギャル系ファッションといえば、90年代あたりにピークを迎えた大人気のファッションジャンルです。
かつてのギャル系ファッションといえば、ルーズソックスやヤマンバメイク、超ミニスカートといった独特のスタイルをとったものでした。
それがかつてギャル系ファッションをしていた年代の女性が成人をし、一つ下の世代へと継承されていったことにより、かつてのファッションもいくつかの派閥に分かれていきました。
その分派の中の一つとして今注目を受けているのが「ネオギャル」と言われるファッションで、ギャルらしさを損なわず、そこに渋谷系・裏原系の先端的な要素を持ち込んだものです。
独特のカラーリングを使ったヘアや、ロックテイストやモード系を取り入れたクールさのあるファッションが大きな特徴で、従来のような「普通っぽいギャル」ではなく「最先端のおしゃれをきめるギャル」ということで続々とユーザーを増やしてきています。
ネオギャルの定義とカリスマモデル
「ネオギャル」という言葉が最初に登場したのは2013年11月号の「ViVi」で、そこにある定義を簡単に説明すると「見た目が外人風」「海外系トレンドに敏感」「ハイブリーチやパープルなどを使ったヘアカラー」「男モテを意識しない」といったことが挙げられています。
ファッションリーダーとされているモデルさんとしては植野有砂や佐々木彩乃が筆頭とされています。
この二人はファッションブランドのプロデューサーとして直接ファッションを生み出すことに関係しており、コラボTシャツなども好調な売れ行きになっています。
従来までのギャル文化というのはどこか汚い、安っぽいというイメージもあったのですが、ネオギャルとされるファッションそんな雰囲気は全くなく、むしろ隙なくがっちりと全身手抜きのないファッションにするという印象が強くなっています。
まだまだ続くギャル文化の進化には目が離せませんね。